自分の気持ちを言語化して伝えられるようになった。言葉にならないことがあっても何かしら表現したり伝えるということが丁寧になった。他人のことだけでなく自分のことも考えられるようになった。
(中学2年男子)
もこっちに行く日は朝起きるようになり、帰ってくるとその日の出来事を話してくれて、その顔がとても楽しそう。
心から安心したことを覚えています。
(小学6年生男子の母)
新しい場所、人が苦手な子ですが、通ううちに表情も明るくなってきた。もこっちでお昼ご飯を作ることがきっかけで、家でも料理をするようになった。
(小学3年生女子の母)
登校したら、「気づきのきろく”定点観測記録”表)」へ記入します。
これは、繰り返される毎日の中で、子どもたちが小さな変化に気づくきっかけになるための取り組みです。月に一回のシェア会で、この記録を元にさらに自分への興味や理解を深めていきます。
朝の会は、自分の気持ちと向き合うための大切な時間です。10名ほどで輪になり、カードから連想したことを自由に言葉にすることで、子どもたちは自分の内なる感情に意識を向けます。
どんな言葉も静かに耳を傾け、発言の後は全員で拍手をします。これは、自分の意見が否定されることなく、そのまま受けとられるという貴重な体験となり、子どもたちにとって温かい居場所になっています。
「学習・静かな時間」は、子どもたちが自由に学びを深める時間です。
自分で選んだ教材に取り組んだり、辞書や地図を広げて話し合ったりする中で、知的好奇心が自然と育まれます。子ども同士で教え合う姿も見られ、豊かな学びが生まれる場になっています。
「気づきのシェア会」は、自分や友だちのことをもっと知るための、心あたたまる時間です。
毎日のできごとを記録して、日々の小さな心の変化をみんなと分かち合います。自分自身への理解が深まるだけでなく、他の人の見方や感じ方に触れることで、新しい発見がたくさん生まれる大切な時間です。
「お昼ご飯づくり」は、子どもたちが主体となり、メニュー決めから買い出しまで全てを行います。
試行錯誤しながら料理を完成させる中で、生活スキルはもちろん、自然とコミュニケーション能力も育まれます。失敗から学び、次に活かす体験は、子どもたちの自信につながります。
「お昼ご飯の片づけ」は、子どもたちの自立心を育む大切な時間です。
みんなでつくった食事のあと、自分の食器を最後まで自分で片付けます。こうして、誰かが片づけてくれることは当たり前ではないと気づくことで、自然と感謝の気持ちが芽生えることにつながります。
「共感サークル」は、自分の気持ちと向き合う大切な時間です。ここでは、喜びや怒り、不快な感情など、どんな気持ちも否定されずに受け止められます。
「喜怒哀楽」「快/不快」どんな感覚があってもいいんだよ、という体験を重ねて、安心を感じてもらえるようなサポートをしています。
ありのままの自分を受け入れてもらえる体験を重ねることができます。
「電子ゲームありのフリータイム」は、子どもたちのコミュニケーションを深める時間です。ゲームを共通の話題とすることで、年齢に関係なく自然と会話が生まれます。一緒に遊ぶ中で絆が深まり、心から笑顔になれる大切な時間です。
ゲームをしない子も、工作やカードゲームなど、それぞれの興味に合わせて自由に過ごしています。
「電子ゲーム無しのフリータイム」は、子どもたちが自分自身の「好き」を見つける時間です。
ここでは、ゲーム以外の遊びを自発的に探し、能動的に楽しみを見つけます。工作やボードゲームなど、それぞれの興味を自由に追求することで、豊かな発想力を育みます。
「帰りの会」は、1日の振り返りを通して自分と向き合う時間です。全員で掃除をした後、輪になって座り、その日一番心に残ったことなどを自由に話します。
話すかどうかは子どもたちの意思に任せており、子どもたちは自分のペースで参加できます。自分の気持ちを無理なく見つめられるよう、今は話したくないという気持ちを尊重する雰囲気を大切にしています。
もこっちのロゴには、「ありのままの自分」を大切にするという想いが込められています。
さまざまな色や形をした羽は、一人ひとりの個性を表しています。
その多様な羽が手を取り合うことで、自立という一つのかたちを創り出しています。
フリースクールもこっち 代表の山口です。
私がこの居場所づくりに踏み出したきっかけは、次男が学校に行かなくなった時期を共に過ごした経験にあります。
当時の彼は、自分の気持ちをうまく言葉にできず、不安の中にいました。そんな中、学校とは違う場で彼はたくましく成長していったのです。その姿を見て、私は人にはもともと、自分で育つ力が備わっていると深く実感しました。彼の成長の背景にあったのは、誰かに評価されることのないジャッジのない環境と、ありのままの自分でいられる安心できる関係性でした。
この体験が、私自身をフリースクールの立ち上げへと導いてくれました。
私たちのスクールでは、「子どもも大人も対等な関係であること」、そして「ジャッジのない、安心できるつながり」を何より大切にしています。
ありのままの自分でいられる安心な場所だからこそ、子どもたちは自然に心を開き、その子らしい得意なことや良さが少しずつ見えてきます。この場所が、子どもたちにとって安心できる居場所であり続けるよう、心を込めて支えていきたいと思います。
58歳 乙女座
好きな食べ物は、チョコレートと唐揚げ!
趣味は、寝ること 人間について探求すること!